【㊗退院】新米パパ、新生児とご対面|出産した妻への感謝
こんにちは。
私は娘が生まれてから1歳になるまで、約1年間の育休を取った父親です。
生後5日目。
妻と娘が退院し、私にとっては初めて娘と対面する日の日記です。
読み返すとその日の光景が目に浮かびます。
娘が産まれてから5日目。
妻と娘の退院の日を迎えました。
正確には、午前中の検査で問題がなければ、午後に退院できます。
早く妻と娘に会いたいという気持ちももちろんあります。
でも、出産の出血が輸血寸前だったそうなので、妻の貧血が回復するまで病院にいた方がいいんじゃないかとも思います。
何はともあれ退院前提で1日の行動を開始。
退院祝いに予約したお花を受け取りに行きます。
妻がお花を喜んでくれるので、結婚式や結婚記念日などにプレゼントするのが、楽しいと思うようになりました。
近所にお気に入りの花屋さんがあります。
とても気さくな夫婦が経営してて、お花をプレゼントするワクワク感をさらに引き立ててくれる感じ。
退院後に手間がかからないようにアレンジメントにしました。
退院したら手紙と一緒に渡します。
喜ぶ姿を想像しながら一旦帰って、息つく暇もなく今度は義実家へ出発。
里帰りでお世話になるので、赤ちゃんのスペースを作りに行きます。
と言ってもどういう配置がいいのかわからず、布団を敷いて、持ってきたものを並べて、哺乳瓶と鼻吸い器の消毒をして一旦完了。
やりながら試行錯誤になりそう。
義実家は車で20分くらいで、義父母の誕生日会に招待してくれたり、テニスに誘ってくれたりと、いつも仲良くしてくれて嬉しいです。
義実家から病院へは1時間。
病院の近くには私の実家があり、実母から、渡したいものがあるから寄ってほしいと言われていました。
退院の時間に間に合うかな?
と思いながら向かいましたが、妻から連絡があり、緊急の患者さんがいて妻の検査も遅れ、退院も遅れるとのこと。
おかげで(?)無事に手作りのスタイなどを受け取り、追加で必要なものを買い足す時間もできました。
妻の退院より前に病院に着くと、その日は休日だったので、病院の玄関インターフォンで「破水しました」と話している人が。
2人目の出産のようで、旦那さんは上の子どもを抱えていました。
何か手伝いましょうか?と声をかけ、病棟まで荷物を運ぶ手伝いができました。
また、病棟に着くと、退院を待っている別の旦那さんは、育児サービスを使ってるのか、知人に留守番を頼んでいるのか
「おやつを食べたそうにしたら〇〇に食べかけがあります」
と気にして電話していました。
そんな場面に出会い、
いろんな人が出産や育児に向かい合っているんだ。自分もその中の1人なんだ。
と、うまく言えないけど、勇気づけられるというか、奮い立たせてもらうような気持ちになりました。
退院の予定時間から2時間ほど遅れて、ついに妻が退院しました。
歩き方は痛々しかったですが、娘を抱いて歩いてくる姿は、生還した勇者のようでした。
結婚してから、4〜5日離れて過ごすのは初めてで、ものすごく長い時間が経ったように感じました。
娘は写真で見たよりも小さく感じ、セレモニードレスも相まってさながら天使でした。
病院で初めて娘を抱いたときは、不妊治療をしているときのことや、つわりや陣痛、出産を乗り越えた妻のことを思い、腕の中に温かい体温を感じると、感動という言葉では安っぽくて、なんとも表現できない気持ちになりました。
病院の外で写真を撮って、用意したお花と手紙を車で渡すと、妻は涙しながら、出産の話をしてくれました。
出血が多くて助産師さんや先生が慌てるほどだったことを聞くと、本当に命懸けで出産してくれた妻への感謝と、帰ってきてくれてよかったという気持ちになりました。
義実家に着くと、初めてのおむつ替えやミルクを経験し、お祝いの赤飯をいただきました。
この日の気持ちはこれからずっと忘れないようにして、これからの育児の中で少しずつ感謝を返していきたいなと思いました。