お金のこと

男性の長期育休取得に必要なこと【男性育休1年の実体験から】

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こんにちは。

私は子どもが生まれてから1歳になるまで、約1年間の育休を取った父親です。

男性が育休を取得することも増えてきましたが、その期間はまだまだ短いです。

産まれたばかりの我が子を、パートナーと一緒にしっかり育てたいと考えているけど、育休取得に踏み切れないという人も多いのではないでしょうか。

まめお
まめお

今回は、実際に1年の育休をとって感じた、男性が長期で育休を取得するために必要なことについてまとめました。

職場の理解を得ること

まず最初に、職場の理解を得ることです。

育休を取得するためには、上司や同僚からのサポートが不可欠なので、日頃から職場の信頼を得ておく必要があります。

自分の仕事をしっかりこなす

自分の業務は日頃から確実に遂行し、信頼を築いておきましょう。

責任を果たさずに育休を取る権利だけを主張しても、理解やサポートは得られません。

同僚の仕事とプライベートとの両立をサポートする

出産を控えている同僚、子育てと仕事を担っている同僚がいれば、育休の取得や定時退社、時短での退社ができるようサポートしましょう。

子育てとの両立をサポートすることで、育休取得が当たり前で、お互いにサポートし合う文化を育むことができます。

また、サポートすべきは子育て世帯ばかりではありません。

例えば…
  • 本人や家族の病気、介護
  • 結婚準備や新婚旅行
  • 推し活など趣味の予定

子育て至上主義にならないように気をつけましょう。

まめお
まめお

こういった行動が、いざ自分が育休を取りたいと言ったときの反応に跳ね返ってきます。

育休の取得を早めに相談する

育休取得の意向を早めに上司や同僚に伝えましょう。

会社や職場が代替の人材手配や業務の見直しをする時間ができ、計画的に引き継ぎが行えます。

直前で伝えると、職場に混乱を招きますし、引き継ぎの目処が立たず、自分自身の首も締めることになります。

お金の心配を減らしておくこと

育休を取得すれば、収入が減ってしまうため、お金ついて考えておく必要があります。

育児休業給付金の額を把握する

育休手当としてもらえる金額を把握しておきましょう。

育休手当給付金の計算式
  • 育休開始から180日以内:育休手当=休業開始時の賃金日額×支給日数×67%
  • 育休開始から181日以降:育休手当=休業開始時の賃金日額×支給日数×50%

1年の育休を取る場合、おおよそですが前半6ヶ月は給料の2/3、後半6ヶ月は1/2の額がもらえます。

税金と社会保険が引かれなくなるから、手取りは前半が8割、後半が6割くらいのイメージでした。

まめお
まめお

支出を最適化しておく

支出の最適化は三菱サラリーマンこと穂高唯希さんが提唱しています。

心地よく、無駄のない生活水準を見つけておくことが大切です。

育休を取得する前から、手取りの6割以下で満足いく生活ができていれば、育休中にお金に困る心配は低くなります。

もちろん、出産にともなって増える支出もありますが。

まめお
まめお

毎月の給料を使い倒すような生活をしていると、長期の育休取得は金銭的に厳しいという状況になってしまいます。

貯金を確保しておく

支出の最適化に加え、育休前に一定の貯金を確保しておくことで、金銭面では安心して育休を取得できます。

基本的には育児休業給付金で生活が賄える状態にしておき、支出がかさむ場合は貯金で対応しましょう。

パートナーの信頼を得ること

1番大切なことが、パートナーの信頼を得ることです。

育休を取得することは、夫婦にとっても、子どもにとっても良いことだと感じてもらいましょう。

育休を取る意向を早めに伝えておく

職場同様、パートナーにも育休を取得する意向を早めに伝えましょう。

理由や目的をしっかり話し合い、自分の意志を伝えるとともに、お金の心配も解消しておきましょう。

お金のことは特に心配だったな。

妻

日頃から信頼関係を構築する

パートナーとの信頼関係が構築できず、育休を取っても頼りにならないだろうと思われては育休の取得はできません。

たとえ育休を取得したとしても、夫婦仲が悪くなるきっかけになってしまうでしょう。

例えば…
  • 家事は全部やる勢いでやる
  • 妻の妊娠中など、体調を気づかう
  • 日頃のことや将来のことなど、たくさん話す

育休中は仕事を休むため、1日のほとんどの時間を家族で過ごします。

一緒に過ごすのが楽しく、協力し合える関係を作りましょう。

妊娠・出産・育児に向けた準備をする

妊娠や出産は女性の身体で起こることなので、女性が主体になりがちです。

しかし、その準備を任せっきりにしてはパートナーからの信頼は得られません。

男性にもできることは積極的にやりしょう。

まめお
まめお
例えば…
  • 妊娠の経過や出産の流れを知る
  • 出産する病院の候補を調べる
  • 子どもが生まれたら必要なものを準備する

一方で、実際の意思決定はパートナーの意向を尊重しましょう。

例えば…
  • 立ち会い出産してほしいか
  • 里帰り出産するか
  • 育休中の役割分担

まとめ

男性の長期育休取得に必要なこと
  • 職場の理解を得ること
  • お金の心配を減らしておくこと
  • パートナーの信頼を得ること

どれも積み重ねが大事で、一朝一夕でできることではありません。

育休期間に仕事、お金、夫婦関係で心配を生まないように、日頃から心がけてみてください。

この積み重ねが、育休期間中だけでなく、その後の人生をよりよくする基礎になるはずです。

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まめお
まめお
2022年10月に娘が誕生し、1年間育休を取った父親。
現在は2歳間近の娘のイヤイヤ期に直面し、妻とともに奮闘中。
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