2歳の誕生日前日に気がついたこと
こんにちは。
私は2歳のイヤイヤ期の娘の父親です。
娘は10月に2歳の誕生日を迎えました。
2歳までの日々は、長いようで、振り返るとあっという間でした。
今回は、誕生日前日のことについて。
時の流れを感じ、娘との時間を大切にしたいと思いました。
不妊治療のクリニックへ
午前中は不妊治療のクリニックへ行きました。
第二子の不妊治療に取り組んでおり、10月は体外受精1回目の周期でした。
採血で感染症の疑いがないかを確認するため、今回は私だけがクリニックへ行きます。
この日は比較的空いていて、先生の診察もなく結果は後日だったので、20分ほどの滞在で終了しました。
クリニックは実家から近いので、母と娘の誕生日プレゼントを車に乗せ、自宅へ帰りました。
プレゼント開封の儀
プレゼントは、おままごと用のキッチン。
気に入った娘は、料理を作って振る舞うおままごとを披露していました。
昼食後、プレゼントと遊び相手を手に入れてご機嫌な娘は、眠気を振り払うかのような勢いで遊んでいました。
母は、孫に「おばあちゃん」ではなく自分の名前の愛称で呼ばせようとしており、この日ついに結実していました。
〇〇ちゃんおいで!
〇〇ちゃんもどうぞ。
などど言われ、とても嬉しそうにしていました。
娘が次第に眠そうな仕草を見せ始めたころ、母が「そろそろ帰るね」と伝えました。
すると娘はあからさまにショックを受けた顔をして固まりました。
申し訳ないけど、笑ってしまったね。笑
やっぱり一緒にねんねしようか。
娘の表情を見た母は訂正します。
娘はふてくされたようにごろんと寝転がると、目を閉じて唇を尖らせ、不満顔です。
母が隣で横になると、目を手で覆い、声を出さずに泣いているかのような仕草。
明らかにいつも寝るときとは違う娘の仕草、感情表現に、両親は笑いを堪えます。
娘はそのまま、眠りに落ちました。
娘を寝かしつけることができて満足した母は、そのまま帰っていきました。
今日の娘は、今日しかいない
昼寝から起きた後は、みんなで公園に行き、妻が早めに帰って夕飯の支度をしてくれました。
夕食中の妻の言葉にはっとさせられました。
1歳最後の日だ…
1歳の娘に会えるのは、今日が最後。
公園で手を繋いで歩くこと。
むぎゅ〜っと!と駆け寄ってくること。
隣で寝かしつけると二の腕や耳たぶをつねってくること。
いつまでも続くわけじゃない。
どれも、今だけ味わえる子育ての醍醐味です。
娘が寝静まったあと、妻と一緒に簡単に部屋を飾り付けたり、プレゼントに渡すキッズカメラの使い方を確認したりしながら、この2年間のことを振り返りました。
もうかなり長い時間を一緒に過ごしたように感じますが、まだ2歳。
一方で、ついこないだ生まれ、動き、歩き始めたところなのに、もう2歳。
こういう振り返りをすると、毎回、「まだ」と「もう」の感覚がわからなくなります。
ついイライラしてしまったり。
もっと上手に食べてくれと思ったり。
早く寝てくれと思ったり。
目まぐるしく忙しい日々の中では仕方ないことだし、それも私たち親の一面なので、落ち込まないようにしようと思いつつ。
ときどき今日のような気持ちを思い出して、一日一日、一瞬一瞬を大切にしたいと思いました。