私が父親になった日のこと【妻が娘を出産した日】
こんにちは。
私は子どもが生まれてから1歳になるまで、約1年間の育休を取った父親です。
出産の日の日記から、そのときの気持ちをそのまま残します。
そわそわして仕事ができなかったこと、いよいよという緊張感を思い出します。
10月に入って気温が下がった日。
出産予定日の前日、朝食を終えて出勤するとき。
陣痛が来てるかも…
たぶん前駆陣痛で、本陣痛まではまだ時間がかかりそうと言うので、大丈夫かな?と思いながら出勤。
14時頃、妻から連絡がありました。
さっきおしるしがあったから、もしかしたら今日か明日中に本陣痛がくるかも。
いよいよ出産かと思うと、仕事が手につかなくなり、早めに切り上げて帰ることに。
翌日は出産予定日で妊婦健診があり、私も休みを取っていました。
このまま本陣痛が来るといいね。
赤ちゃんはスケジュール管理がうまいかもね。
そう話しながら、早めの夜ご飯を食べ、臨月に入って恒例の夫婦散歩をして、早めに寝ました。
深夜1時頃。
陣痛アプリの通知音で目が覚めると、となりで妻が陣痛と戦っていました。
0時過ぎから陣痛がきていて、間隔は病院に連絡する目安の10分ほど。
電話をかけようと妻に言い聞かせるうちに、間隔が20分近くに開いてきて様子をみることに。
3時過ぎ、再び10分間隔になってきたので病院へ連絡。
4時頃、病院へ向かいました。
病院には車で30分ちょっと。
日中だと道路が混んで1時間以上かかるので、陣痛が夜中で助かったなと、怒られそうなことを思いながら病院に到着。
診察してもらうと子宮口は3cmほどとのこと。
一旦帰って様子を見てもいいかもと言われたけど、往復時間を考えると入院した方がいいと思いました。
入院してすぐ、けっこうな出血があったようなので、結果的にこのタイミングでよかったなと。
病院は無痛分娩ができる大学病院を選びました。
私も立ち会いでの出産を希望してたけど、コロナの影響で病院が立ち会いを全面的に禁止。
退院まで面会もできないことに。
かけがえのない瞬間に立ち会えないのが残念だけど、妻のほうが不安や心配でいっぱいなはず。
側にいて力になれないのがもどかしい…
8時頃から連絡がつかなくなったけど、11時頃に麻酔が効いてきて連絡が取れるように。
麻酔で痛みは少ないけど、出血が続いてるので促進剤を使って早く産んだ方がいいとのこと。
そこからまた連絡がなくなって、15時頃、待望の瞬間。
元気な女の子が産まれました。
促進剤を使ったので麻酔の強さが間に合わず、鼻からスイカどころの痛みではなかったそう。
乗り越えてくれた妻に感謝してもしきれません。
赤ちゃんの写真をみて、妻と電話で話して、じわじわと父親になった実感が湧いてきたような気がしました。
たぶんこんなものはまだ実感じゃなくて、実際に会って、育児が始まって、やっと本当の実感が湧いてくるんだと思います。
妻と赤ちゃんに会えるのが待ち遠しいけど、まずは身体を休めることを優先してほしい。
退院したら、あらためて感謝と喜びの気持ちを伝えたいと思います。