【イヤイヤ期】姪にスプーンで食べさせてたらおセンチになった父親
こんにちは。
私は娘が生まれてから1歳になるまで、約1年間の育休を取った父親です。
もうすぐ2歳になる娘のイヤイヤ期に、イライラしたり、落ち込んだりしていますが、ふと娘の成長を実感するとおセンチになります。
8月下旬のある日、妻に1人時間を過ごしてもらう予定でした。
そんなとき、上京している姉が9ヶ月の姪ちゃんを連れて実家にいるとの連絡。
私も娘を連れて行くことにしました。
それなら私も行きたかったな。
その節は寂しい思いをさせてごめんなさい。
私は4人きょうだいの2番目で、この日は妹も夕方に姪2人の顔を見に来ました。
姪ちゃんが5〜7ヶ月の頃、娘は姪ちゃんを可愛がる様子を見せてくれました。
近づいていって頭をなでたり、名前を呼んだり。
その様子を見て、こちらも微笑ましい気持ちになったし、こうしてお姉さんになっていくんだなと感じたものです。
それが姪ちゃんが8ヶ月を超え、動きが活発になってきたあたりから、そっぽを向くようになりました。
おもちゃを渡さなかったり、ハイハイで近づいてくる姪ちゃんから離れて行ったり。
表情からすると、意地悪というよりは、戸惑いのほうが正しそう。
あまり動かなかったときはぬいぐるみのように可愛がっていたけど、動くようになってどう接するべきか戸惑ってるのか。
自分よりも小さい存在に、嫉妬心が芽生えているのか。
そんなこんなでお昼の時間。
母と姉が準備をしている間に、お腹が空いて我慢できなくなった子ども2人を私が見る構図になりました。
娘を座らせて、その向かい側に姪ちゃんと私が座ります。
お粥やすりおろしたりんごをスプーンで姪の口へ運びます。
懐かしい。。
こちらがスプーンで食べさせないと食べることができず、もう一口くれと身を乗り出してくる姪。
娘にも、こんな時期があった。
初めて母乳やミルク以外のものを食べさせた日のこと。
初めて赤ちゃんせんべいを食べさせた日のこと。
初めてスプーンを持たせた日のこと。
食べるかな? と不安になって。
食べたら喜んで。美味しねと声をかける。
スプーンが上手だねと。
忘れかけていても、確かにその時期があった。
今、目をやると娘は自分で食べている。
こんなに小さい身体で、手で、一生懸命一人前に食べようとしている。
隣に私は必要ない。
いつもこぼしたときにイライラしてごめんね。
いいのよ。
でも、わざとこぼすのはやめてね。
イヤイヤ期の娘にイライラしたり、時には怒ってしまったりする日々。
毎日見てると気付かないけど、娘は確実に成長している。
こんなふうに手を焼くのも今のうちにで、いつか手がかからなくなり、巣立っていくときが来るんだ。
そんな先のことまで考えて、おセンチになる父親でした。
両親しかいない時に比べて、他の大人がいる時は行儀よく食べがち。